2016年5月10日(火)の日記
転職活動が終わった。
1月半ばくらいから転職エージェント会社に登録してから4ヶ月弱かかった。
セオリーとしては在職中に転職先を決定して、離職期間無しで次の会社へうつり、大体3ヶ月間くらいでそれをこなすものらしい。
私の場合、前職では平日に有給を使うことがなかなか難しく、定時が18時でそこから着替えないといけなかったので、
在職中にばりばり面接を入れることが困難で、転職先が決まるより退職日の方が先に来てしまった。
転職エージェントを通すと、履歴書を都度郵送したり、企業の採用担当者の方と何往復もメールをやりとりしたり、といったことがなく、
最初にフォーマット通りの履歴書と職務経歴書を渡しておけば、企業から手書きの履歴書を欲しいと言われないかぎり対応してくれるし、
面接のスケジュールは、エージェントに対して候補日に◯✕で解答するだけなので、凝ったメールを作成する必要はなかった。
私は気合いを入れれば入れるほど履歴書を誤字しがちなので、このシステムは大変助かった。
新卒の時は本当に視野が狭く、業界と職種をかなり絞って活動していたし、考えも浅かったのが面接の際に露呈して結果的に落ちまくりだった。
転職活動を通じて、試行錯誤しながらも、ようやく自分の中でどういうところで働きたいのかがぼんやりと見えてきた。
また、結構色んな規模の色んな業界をぽつぽつと受けてみたので、普段接することのない業界の人に触れることが出来て面白かった。
エージェントさんと面接対策をする中で、前職で経験した仕事の中で自己PRに使っていった方が良いエピソードも掘り起こしてもらい、
あがり症なのでがっちがちの状態で受けていた面接も転職活動後期になる頃には割と堂々と話せるようになったと思う。
形式ばった面接はどうしても私は緊張してしまうようで、『あなたの強みを聞かせてください』なんて真面目な顔で言われると、
素直に答えるというよりは口上を読み上げるようになってしまい、後悔してしまうのが常なのだけれど、
中途採用の面接はどちらかというと会話形式で『なんで◯◯したんですか〜?』くらいのテンションで話してくださる方が多く、
そういうところでは割と話している間にどんどん乗ってきて、自分の中で推せるポイントみたいなものも出せた気がする。
前職は制服(事務服)があったので大学生時代と全然変わらない服装で出勤し、ロッカーで着替えていたが、
次の職場はオフィスカジュアルなのでそういうテイストの服をたくさん揃えないといけない。
ぱっと思いつくのはNATURAL BEAUTY BASICやINGNIだけれど、世の25歳のオフィスカジュアル勢はどういうところで買っているんだろう。
2016年5月9日(月)の日記
ここ最近どうしても美味しいピッツァが食べたい気分で、行きたいお店を事前に調べていたのだけれど、
今日開店時間ちょっきしにお店の前に着いたら明かりが灯されてなく、扉には臨時休業の貼り紙がぺたり。
連休明けの月曜日は普段月曜定休じゃないところも休むことがある、というのをしっかり心の辞書に書き込んだ。
そこそこ繁盛している飲食店で普段の土日レベルの人出が毎日毎日10日間くらい続くと、心身ともに疲れると思う。
土日や連休、お盆に年末年始と、日本国内のほとんどの人がお休みの日に働いておられる職業の方、いつもありがとうございます。
ピッツァは無事、近くで他に行きたい店があったのを思い出して、そちらのお店で美味しいマルゲリータをいただくことが出来た。
今日訪ねるつもりだったところも、実際に食べたお店も、ともに肥後橋にあるのだけれど、
道中でお正月そうそうメキシコ料理を食べたくなって向かった店の前も偶然通りがかってびっくりした。
日が暮れて真っ暗になった夜の街で見つけるお店と、夕方まだ黄昏時の開店早々の時間に見かけるお店では、全然雰囲気が違う。
なんば駅から前職の職場に向かうときに、早朝の裏なんばや千日前通を突っ切って歩いて行くことがあったが、
あの辺りも夜のうるさくて浮かれた人々がたくさんその辺をうろうろして全然おうちに帰らなさそうな感じと、
朝早くの商店街の床を洗浄する専用の車(名前が全くわからない)がきゅるきゅるする中を会社員の人々が足早に歩いていくギャップがすごかった。
たまに、仕度中の札になっているけれど、中にどう見ても人が居て、朝まで呑み続けたんだな、と察せられるお店もあったけれど。
街の持つ二面性のようなものに、何となく興味を惹かれる。
今年26歳になるが、確実に胃袋の収容量が衰えてきている。
美味しいイタリアンに行くとついついドルチェまで頼んでしまうが、もうお腹がパンパンで、お風呂に入ってから若干気持ち悪い。
自分のキャパシティを常に正しい状態で把握しないと恥ずかしいことになるとわかっているけれど、
確か以前はこれくらいいけたという確かな実感が自分の中にあると、なかなか基準が下がらずついつい無理をしてしまう。
美味しいものをちょっとずつ、が健康にもお財布にもいい結果をもたらすことは疑う余地がないのに……。
ワインも最近2人で1本でちょうどいいかな、と思う。
このまま行くと10年後には2人でデキャンタで充分なんてことになっていそう。
2016年5月8日(日)の日記
昨日の日記の続きです。
予告が終わり、映しだされるエイベックスのロゴに、観客席から『エイベックスー!!!』の熱い声援。
あ、もう、そこから応援するんですね、キャラクターだけじゃないんですね、サイリウム水色にしますね。
続いての『タカラトミーアーツー!!!』『タツノコプロー!!!』を聞き、思った。
これは、恥ずかしがっていると損なのでは……!
普段映画を観ている時はじっとしているけれど、心のなかでは色んなセリフが飛び交っている。
映画館なら黙っていても、おうちでテレビを観ていてついつい突っ込んでしまう人は、居るのではないだろうか。
そして同じ上映料金を払いながら、声を出して良いというコンセプトなら、出さない手はない!
何回も来ているであろうエリートの方々は場面の展開を完璧に把握しており、いまいちどう声を出していいかわからない場面でも、
そういう方々の掛け声の発想に笑ったり、次に同じようなシーンが出てきたら対応できるようになるので、私は初見だったけれど応援上映で良かったと思った。
キャラクターが『待ってください!』と別のキャラクターに呼びかければ、『待ってあげてー!』と言えば良いんだ……声に出して応援すれば良いんだ……。
みなさんテンションが高く、熱く、そして発想がフレキシブルだった。
掛け声だけでなく、歌のシーン以外の部分でのサイリウムの使い方はかなり思ってもみなかったもので、
自転車を漕いでいる際に2本のサイリウムをくるくる回転させてサイクリング感を出したり、礼拝堂のシーンで白に設定したサイリウムを十字架に見立てたり、
サイリウムってただ振るためだけに存在しているんじゃなかったんだと気付かされることになった。
劇場がどんな雰囲気だったかは下の動画でよくわかる。
応援上映を前提として作られている映画なので、アフレコシーンもある。
映画の冒頭部分だったのでまだ恥ずかしさが捨てきれず言えなかったけれど、理性をかなぐり捨てたら、かなり楽しいはず。
あらすじは何を書いてもちょっと良くわからない感じになってしまうので、割愛する。
演出がもうそれはそれは個性的というか破壊的というか、ダンスバトルシーンでは鍛えぬかれた腹筋で戦ったり、ドラゴンを召喚したり、竜巻が起こる。
プリズムショーのシーンでは、ギリシャ神話のような衣装で歌っていたと思いきや、夜空から銀河鉄道が迎えに来る。
嘘だと思った人は一度劇場に観に行っていただきたいが、全て真実だ。
理解するより先に展開が起こってしまうので、気がつけば60分の濃密な時間が過ぎていた。
エイベックスのおかげで、劇中歌はどれもめちゃくちゃクオリティが高く、キャストの声優さんも皆さん歌が上手い!
なかでもエンディングの『ドラマチックLOVE』が私としてはイチオシで、名曲すぎてiTunesで速攻購入して延々リピートしている。
映画のラストは続編にひっぱる形だったものの、正式に続編の制作がされるかどうかはまだ決定していないそうで、そこが不安だ。
今回の映画は6月にDVD&Blu-rayが発売されるとのことなので、是非買いたいと思う。
昨日、あまりにもまとまらないので続きは今日書こうと思ったが、やっぱりまとまらなかった。
そもそも言語化が難しすぎる体験だったのだ。
キンプリはいいぞ。
2016年5月7日(土)の日記
キンプリを観た。
『プリティーリズム・レインボーライブ』に出てきた男性ユニットのスピンオフ作品……なのだけれど、それだけで説明は済まされない。
先日呑み会でゆかり王国民の先輩が『キンプリがヤバいらしいから一度観に行きたい』とおっしゃた際、
キンプリについてはよくわからないが、(一部で)とても流行っているという情報だけ得ていたので、行きましょう!と強くプッシュした。
『プリティーリズム・レインボーライブ』は全くの未見だったけれど、大丈夫だというネットの声を信じ、下記のサイトで予習だけ済ませた。
梅田では応援上映(応援OK、サイリウムOK、コスプレOKというフリーダム上映)しかやっておらず、ちょっとびくびくしながら予約。
予約システムKINEZOは以前から登録してあったので、2日前の0時ぴったりにサイトをのぞき、席を取ろうとするも、エラーが出る。
更新してみると、今取ろうとしたところは既に予約済みになっている!
慌てて別の席で無事予約できたが、何と予約開始5分で真ん中より後ろはほぼほぼ埋まっている。
ブルクではたくさんアニメ映画を観たけれど、こんなにチケット争奪戦になるのは初めてかもしれない。
戦々恐々としながら迎えた本日、待ち合わせに現れた先輩が開口一番、『サイリウム忘れた』とおっしゃった。
出がけにキングブレードを2本持ってくるかちょっと迷ったのだけれど、片方はラブライブレードだから遠慮して持ってこなかったのが裏目に出る。
カラーチェンジできるサイリウムを買うと結構なお値段するので、先輩は100均のサイリウムをとりあえず購入。
上映前の劇場はもうそれらしき女性でたくさん。
男女比は2:8もしくは1:9くらいで、コスプレしている人も結構居らっしゃった。
また、応援グッズの気合いの入りようがすごく、うちわ持参の人から、ハッピを着ている人、お面を付けている人までバラエティに富んでいた。
どのキャラを推していらっしゃるのか一目でわかる。
劇場内が暗くなる前からサイリウムを点灯し、予告が流れ始めると、それぞれの作品に色を合わせて合いの手(?)を入れる。
有川浩原作の『植物図鑑』が緑色なのはなるほどと思った。
映画泥棒の映像の時、赤色のサイリウムがくるくるしているのは壮観だった。
しかし本編が始まると、予告はあくまで予告であり、キンプリ応援上映はこんなものではなかったと気づくことになる……。
ちょっと長くなるので、続きは明日。
2016年5月6日(金)の日記
西尾維新の<戯言>シリーズがアニメ化する。
最新作『人類最強の純愛』発売&「戯言シリーズ」など人気シリーズがついに電子化!そして――「戯言シリーズ」アニメプロジェクト始動! #戯言シリーズ #週刊西尾維新 https://t.co/EFhSEI7eV1 pic.twitter.com/1K4C0JubWS
— 西尾維新公式情報 (@NISIOISIN_info) 2016年5月5日
<戯言>シリーズは3歳下の弟とハマって、市立図書館から借りてきては読み、借りてきては読み、していた。
講談社ノベルスの裏表紙には『新感覚青春エンタ!』と書かれていた気がするが、メフィスト賞受賞作というだけあって、初期は割とミステリィで、
巻数が進むごとに『人間かこいつ?』みたいなやつらが激闘するバトルものになっていく。
ミステリィ部分では被害者として、バトル部分では敗者として、何人も何十人も人が死ぬ。
人気があると思しきキャラクターでさえも容赦なく死ぬ。
私はそこまで嫌悪感を覚えなかったけれど、人によってはグロテスクだと感じる描写ももりもりある。
そういう意味では、<物語>シリーズみたいにアニメ化はないと思っていたし、発刊から時間が経っていたのでそもそも忘れていた。
<戯言>シリーズの登場人物のスピンオフである<最強>シリーズの公式サイト↓でカウントダウンをしているのは数日前に知り、
てっきりコミカライズもしくはドラマCD化でもするのかな、と思っていたところこの爆弾投下である。
kai-you.netの記事の投稿時間が流石の速さ。
制作会社も、放映時期(OVAの可能性もあるのだろうか)も、キャスティングも、全て発表はこれから。
語り手(=『戯言遣い』)である『ぼく』(私はいーちゃん呼びがしっくり来る)は<物語>シリーズの阿良々木暦よりは落ち着いている印象だが、
そうは言っても地の文に言葉遊びがたくさん出てくるので、どういう風に台詞と映像に反映されるかがキモだと思う。
自室に入って異臭がすると思ったら、掛け布団の上にねこが粗相していた。
切ない。
普段はトイレできちんとするのだけれど、ストレスがたまっていたのだろうか。
母が
「そのうち、ねこに首輪をつけたら翻訳してくれるようになる」
と言っており、そういえばそんなのあったなと思って調べた。
バウリンガル、懐かしい響きである。
ねこ用はミャウリンガルというらしい。
『バウリンガル』はiPhone版もリリースされているが、『ミャウリンガル』のiPhone向けアプリは確認できず。
先人の方々のレヴューを拝見したところ、こういうものを使っても意思疎通は難しいとのことなので、気持ちを慮る以上のことは今は難しいか。
2016年5月5日(木)の日記
こどもの日、もとい端午の節句だったので、お風呂に菖蒲の葉が入っていた。
母は節句のたぐいを大事にする人なので、例えば冬至の際もお風呂にゆず、晩ごはんにはかぼちゃが必ず出てくる。
『菖蒲』=『しょうぶ』=『勝負』から来たのだと思っていたのだが、これを書きながら調べたところ、正しいのは『尚武』らしい。
そういえば、中学・高校時代に英語の課題で、『日本の年中行事について◯◯語程度で説明しなさい』といった主旨の英作文が出た気がする。
面倒くさがりだったので、ちゃっちゃと電子辞書で調べて適当な語数になったら切り上げていた覚えがあるが、
色々な文献にあたりながら(もちろんネット上のソースでも構わないけれども)深く考えていれば、自分自身の認識を改めることもできて一石二鳥だったのにな。
その頃は『実際にこういう事柄について外国の方に説明することはそうそうないだろう』と思っていたが、浅慮だった。
そもそも自分自身が外国語学部に進んだのも、高校生までは学ぶことのなかった言語を通じてその国の文化や思想に触れられることに興味を持ったからで、
大学以降はそれと同じく日本語を学ぶ外国の人は勿論のこと、知的好奇心を伴って日本の文化について知りたいと思ってくれている人にも多く出会うこととなった。
下宿を引き払うときにこたつを引き取ってくれる人をFacebookで探した際に、イタリア人の知人から『どういう意味?』みたいなコメントがついたので、
こたつについてのイタリア語記事を引用しながら、『こたつってこういうもので、引き取り手を探してるんだ』と応えた。
そのイタリア人はそれまでこたつというものを知らなかったそうだが、それを読んで『そんないいものならジェノヴァに送って』とジョークで言ってくれた。
結局こたつ自体は間谷に引っ越してくる予定の友人にお譲りした。
画像を見せながら説明するのは有効だけれど、逆に相手の文化でいうとこんなことだよ〜みたいなのを伝えられるようになりたい。
そういう力を身につけようと思うなら、日々のこういうしょうもない文章を別の言語で書くのも一手か。
見逃していた『SHIROBAKO』20話を観たので、これで全話観たことになる。
1クール目では周囲(主に木下監督と高梨)に翻弄され、2クール目ではまさかのデスクに就任し、後輩のフォローもしつつ作品全体の制作進行をするおいちゃんが、
時々悩んだり落ち込んだりしているシーンは見受けられつつも、おおむね前向きに『なんとかします!』と頑張っているのが、観ていてとってもまぶしかった。
また、アニメ制作の現場が色んな意味でキツいのは何となく知っていたけれど、全体としてはこういう風に動いているんだなって、少し理解が進んだ。
監督・水島努とシリーズ構成・横手美智子のタッグはとっても好きなので、もちろん観る前からわくわくしていたんだけれど、
もっとギャグが多いかなと思っていたらそうでもなく良い意味でびっくりさせられたし、毎回続きが気になってしかたなかった。
キャラクターデザインが可愛いのも観る分には嬉しく、中身の部分については、登場人物の長所も短所もそれぞれ描くところがフェアだし人間味があると思った。
例えば瀬川さんはおいちゃんから見たら仕事が早くて上手い頼りになる原画さんだけれど、ずばずば言うし特に男の人にはキツいから周囲の反応は良くなかったりするところが、とてもいい。
音楽もOP・ED、劇中のインストゥルメンタル、そして『山はりねずみアンデスチャッキー』のどれも聴いてて愛着が湧いた。
最後に俗物的(?)なことを書いておくと、円さんの鍛えた肉体と、二の腕とTシャツのフィット感に並々ならぬ情熱を感じた。
むきむきでなくても、ちょっと鍛えてるぞって人の半袖Tシャツ姿はすごくいいものだ。
お仕事に対してしっかりされているところも含め、円さん大好きです。
見た目と言えば、この作品はメガネキャラが多く登場するのに、メガネをはしょらず描いてあって、それもすごいと思う。
フレームの選び方にもみんなの個性が現れてて、こだわりを感じた。
丁寧に作られたアニメは観ていてとても楽しかった、円盤も買おう。
2016年5月4日(水)の日記
母の実家に1ヶ月半ぶりに行った。
隣の市かつ車で15分くらいなので、あんまり田舎という感じがしないが、私にとってはれっきとした田舎だ。
小学校の頃は、長期休暇の度に別の都道府県の田舎に帰る友達が羨ましかった。
『電車で兄弟姉妹だけでおじいちゃんちまで行ったんだ!』なんて、とっても、ワンダフォーな体験に思えて仕方なかった。
しかし、大人になって思うが、近いというのはこれはこれで利点がある。
昨年秋に祖父を亡くした祖母は一人で母の実家に住んでいるが、頻繁に母が様子を見に行ってるので、心強いらしい。
また、母の兄、私の伯父も同じく近くに住んでいるので、こちらも何かと顔を出してくれるそう。
これだけ近いと、短時間の滞在でも気にせず『また来てね』と祖母も言いやすくて良いんだろうなと思う。
祖母の住む家の縁側に、ふきんがつってあった。
ふきんといっても、市販のものではなく、刺し子をしてある花ふきん(下記のようなタイプ)。
うちではふきんとしてではなく、カゴに入れたみかんの上にふわっと被せるという用途で使っている。
あと、父方の祖母の鏡台にかけてある布も、母方の祖母が刺し子刺繍を施したものらしい。
全然知らなかった。
しかも、近い将来私が結婚する予定なので(時期未定)、私用の刺し子ふきんをつくってくれるそうなのだ!
柄がたくさん載っている図案集から好きなデザインを選んでと言われたのだけれど、どの模様も可愛かった。
糸の種類も色々あるようで、途中から色の違うミックス糸を使用すると、とってもモダンな仕上がりになる(下記参照)。
私なんて小学校の家庭科も満足な提出物を作れた試しがなかった。
かろうじてボタン付けだけは出来る……それも本当にかろうじてだ。
自分の不器用さは呆れるほど自覚しているので、今まで手芸方面には全く手を出したことはなかった。
もし続けることでちょっとずつ慣れてくるのだったら、職が決まったあと、新しい趣味として初めてみるのも良いかもしれない。
他にも、放ったらかしにしていて長年手を付けていない趣味はたくさんあるので、増やすのは心苦しいけれど。
うちには2台車があり、1つはホンダ製、もう1つはトヨタ製なのだが、ホンダ車の方が今日エンジンがかからなくなってしまった。
ディーラーの担当者さんに連絡すると、バッテリー切れではないかということで、すぐに対応してくれた。
原因はバッテリーの寿命だったので新品に交換し、GWの来店者に配っているというポップコーンもいただいた。
映画館以外でポップコーンを食べる機会って、考えてみるとそうそうない。
振り返ると、大学の部活の宅呑みでは、よく市販のマイクポップコーンを買っていた。
確か、キリン堂で結構安く売っていた(1袋90円弱くらい)と思う。
自宅でテレビを眺めながらポップコーンを食べていると、不思議な気分がした。
やっぱり、映画だったりある程度の人数の呑み会だったり、ポップコーンはわいわいかわくわくしているときに食べたいな、と感じた。
2016年5月3日(火)の日記
2016年5月2日(月)の日記
2016年5月1日(日)の日記
なぜ私はこんなにねこを好きになってしまったのだろう。
私が幼い頃、母の実家でねこを飼っていたので、ねこ大好き!状態になってしまった理由の大部分は恐らく刷り込みだと思う。
『ねこ可愛いなー』と思いながらも、触れ合う機会は祖父母宅(母の実家)に遊びに行った時くらいで、
それも飼っていたというにはちょっとゆるく、餌は与えるけれど家の中にはほぼ入れず、外飼いのような形だった。
警戒心もそこそこ強かったので、なかなか子どもの私には近寄ってきてもくれなかった。
大学ではまちかねこ調査隊に一応所属し、なかなか活動に参加できなかったけれども、たくさんのねこを観察した。
が、まちかねこも総じてみな待兼山に生息している半分野良の地域猫といった形であり、至近距離で触れ合えたのは斎藤さん(一番有名なまちかねこ、黒い)くらいであった。
アルバイトをしていたお金で時々ねこカフェにも通ったものの、触れ合うというよりは写真を撮るのに徹していた。
そんなわけでがっぷりねこと対峙したことは実は今までなかったのだが、母が言い出したことにより、ねこを飼い始めて1年半弱になる。
実家でねこを途切れず飼っていたことにより、我が家に嫁に来てからというものねこを飼いたくて仕方なかったものの心の内に秘めていた母だったが、
動物嫌いの姑が亡くなってから3回忌を無事終えたタイミングで、娘の私でさえもほとんど聞いたことがなかった母のわがままが発動した。
最初はねこを完全室内飼いすることに抵抗のあった父や祖父も、いざ飼い始めるとやに下がり、べろべろのでろんでろんだ。
ねこを飼い始めて新たなる発見があった。
まず、ねこはあたたかい。
あぐらをかくとその真ん中に、三角座りをしているとその斜面に、ねこが乗っかってくることがある。
たいていそのまま寝てしまうのだが、体温があるもふもふの毛で覆われた動物が微動だにしないと、とてもあたたかい。
冬にふかふかの毛布で寝ている人は、その毛布がほどよい温度で自分に密着しているところを想像してみていただきたい。
こちらまでぽかぽかしてくる。
そして、思った以上に遊ぶ。
これはねこ自身の性格や年齢に多少なりとも左右されると思うが、私はねことボール遊びができると思っていなかった。
しかし、うちのねこは結構遊ぶのが好きで、母お手製の毛糸を編んで作ったボールをおもちゃかごから引っ張り出してきて、口でくわえて持ってくる。
投げてやると、とっとっとっと、と駆けて行き、また加えて戻ってくるの繰り返しだ。
そういう遊び方をするのはいぬだけだと思っていたので、今までねこ大好き!とアピールしていたのが恥ずかしくなるほどだった。
これからも多分新たな発見があるのだろう、奥が深い。