ごった煮イマジネーション

140字じゃ足りないあれこれ。

2016年5月21日(土)の日記

ここ数日、刀剣乱舞の舞台の話題をTwitterで良く見かける。

刀剣乱舞は去年の夏くらいに初めて、しばらくマメにやっていたけれどすぐ触らなくなり、iOS版をインストールしてからはまた思いついた時に進めている。

Pixivで二次創作がどんどんランキングに食い込んでくるので、ゲーム内でキャラがドロップ(or 顕現)する前に他のキャラのビジュアルを知っているのだけれど、

その時に何となくイメージしていた声と実際のボイスのイメージが違うと『おおっ』と驚いてしまう(その後上書きされるけれど)。

蛍丸はもっとアッパーなテンションの男の子だと想像していたら思いのほかクールで、それにツボを突かれてしまった。

戦いでダメージを負うと熱のこもったセリフを吐く刀剣男士も結構いるけれど、蛍丸みたいにつめたい声色なのは見た目とギャップがあってかっこいい。

 

艦これが美少女揃いなのに対し、とうらぶはもちろん美形揃いなので、ミュージカルや舞台になると知った際は大変だと思った。

そもそも私は◯◯ミュージカルや◯◯舞台というものを観たことがない。

高校生の頃、ニコニコ動画ではテニミュ関連動画が連日ランキングを賑わせていたけれど、流行りに疎いたちなので、ノータッチだった。

が、そのノータッチの間に数々の作品がミュージカル化や舞台化を果たしていたらしく、今回の刀ミュや刀ステのキャストの経歴を見ても、

過去に他作品の舞台などに出演したことがある俳優さんがちらほらいらっしゃって、あの作品もなっていたのか!と感嘆を覚えた。

ちらっとHPやTwitter、それぞれのBlogなんかを見た限りでもキャストのみなさん原作通りの美しさで、衣装や髪型の再現度にスタッフの気合を感じた。

 

こういう時に活躍されている俳優さんや声優さんを調べると、高確率で自分より歳下で、うおおぉ、と思ってしまう。

3つ下の弟がいるので、1993年生まれまでは何となく世代としての感覚があるのだけれど、それより下はもう未知のゾーンである。

もう自分もそういう世代に達したのだなと思うと同時に、いつまでも大人になれないような感覚に付きまとわれる。

ピーターパン・シンドロームみたく『大人になりたくない』のではなく、『結果的に大人に達していない』といった方が実感に近い。

高校生の時に英作文を作る授業中、先生が発した『主語をweとして置いた時点で無意識にそれ以外をtheyとすることになる』という発言が心に残っているのだけど、

26歳まで約4ヶ月となった今でさえ、私の中で大人はtheyのままで、大人ではないweに自分が所属していると思っている。

けれど、それと同時に4つ以上歳下の人々に対してweといってしまうのには抵抗感を抱いている。

数年前の、あるいは数カ月前、数日前のことでさえも、振り返ってみると馬鹿だったな、自分は子どもだったな、と思うことが多々ある。

けれど、明確に自分が『大人になったぞ!』みたいなポイントがないままで、座りが悪い。

子どもと大人は境界線があるのでなく、シームレスに変化していくもので、その変化のグラデーションに個人差があるのではないか。