2018年にADHDと診断されストラテラを投薬してもらっているが、薬を服用してもなお、とにかく先のばし癖や物忘れが酷い。
そんな自分の生活習慣が多少なりとも改善したツールを紹介する。
リマインくん
リマインくんはアプリではなく、LINEアプリに友達追加すると使えるリマインダーbotだ。
使い方はいたってシンプルで、トーク画面でまずは「リマインドしてほしいこと」をつぶやく。
そうすると、日時の指定ができるので、「〇〇日の〇〇時〇〇分」といった具合に日時を指定する。
そうしておけば、指定の時間に指定したワードがリマインドされる仕組みだ。
思いついたことをその場で控えておかないと、あとから忘れてしまうことが多い。
例えば、仕事中に「帰りにスーパーで牛乳買おう」と思っていても、スーパーに実際立ち寄った際にはすっかり牛乳のことを忘れてしまうといった具合だ。
そんなときはLINEの画面を開いて「牛乳買う」と送信し、帰宅時間を設定しておくだけで、リマインくんが教えてくれる。
リマインくんを導入してから、圧倒的に買い忘れを防止することが出来ている。
また、スヌーズ機能や毎週、毎日などの繰り返し機能もある。
使い心地としては、クロネコヤマトのLINEでの再配達依頼に似ている。
Habitica
このTODOアプリ、友人とパーティが組めるんだけど(?)
— けいおす (@keiosu02) 2022年7月19日
自分に課した習慣や日課を達成出来ないとパーティメンバーにもダメージが入るせいで、俺が3時までに風呂に入らないから皆んな毎日微弱なダメージを食らってる。 pic.twitter.com/FRcT5dW4hW
このTweetがバズっていて導入したアプリである。
機能としてはToDo管理アプリなのだが、RPG風にアレンジされており、習慣や日課をこなしていくことで経験値がもらえ、アバターのレベルが上がっていく。
習慣と日課の違いだが、私は不定期かつ1日に複数回行う可能性のあるものは習慣として、日課には毎日しなければいけないものを登録している。
上の画像をみて「こんなのまで登録する必要がある?」と思われるかもしれないが、先のばしが本当にひどく、今までの自分はこういうものをサボりがちだった(特にお風呂)。
ただ、habiticaを導入してからは、経験値欲しさに登録しているものを行うようになった。
「お茶作る」を登録しているおかげで、この夏は麦茶を切らさずに冷蔵庫に常備できたのだ。
これは大いなる進歩と言って良い。
また、パーティーを組んでいると、みんなでクエストに参加することもできる。
クエストは自分がその日に行った習慣や日課の分だけ、ダメージが敵に入るような仕組みだ。
経験値はレベルが上がるごとに溜まりにくくなっていくが、それもまた一興なのだろう。
装備やクエストの購入のため課金も可能だが、今の所、無課金で特に問題なく使用できている。
リマインくんとHabiticaの使いわけだが、一度きりかつ具体的なものはリマインくん、繰り返すものはHabiticaを利用している。
リマインくんは、「粗大ごみを出す」「楽天市場で注文する」「○月○日のEテレの21時からの番組を予約する」などだ。
粗大ごみは出し忘れると利用券が無駄になるし、楽天市場は5と0の日を逃さずに注文したいし、テレビ番組は告知を見たときはまだ予約できないことが多い。
Habiticaに登録しているのは上に載せたスクリーンショットのとおりだ。
タイトルにはADHDとつけたが、もちろんADHDでない人にもどちらもとてもおすすめのツールである。
興味を持たれた方はぜひ導入してほしい!