ごった煮イマジネーション

140字じゃ足りないあれこれ。

小林賢太郎『CONTEMANSHIP KAJALLA#2裸の王様』

そそくさと退勤後駅へと歩みを進めていると、他の部署の人に声をかけられた。

「お仕事お忙しいですか」

「年度始めなので少し……今日はお芝居を観に行くので切り上げましたけど」

「お芝居!」

「あー……えーとお芝居というかコントというか」

「コントですかー。お笑いがお好きなんですか」

「……いえ、そういうわけでもないんですが。ラーメンズというお笑い芸人(?)がいて、その、」

片桐仁さん!」

「の、相方の小林さんの舞台で……」

といった具合でなかなかに説明が難しい!

小林賢太郎の舞台です、とばっすり言えれば良かったけれど。

 

約2時間のあっという間の上演時間を終えてみて、

小林賢太郎を知らない人への説明が難しい舞台だったことはもちろんのこと、

ネタバレなどを考慮すると知っている方へも何も書けなくなり困っている。

しばらくこんなに笑ったことはないというくらい、

2時間抱腹絶倒、次から次へ限りなくニッチなネタが繰り出されるので、

小林賢太郎の脚本にツボが合う人は是非行って欲しい。

ざっくりいうと、駄洒落あり奇術あり歌ありギャグありで楽しい時間を過ごせること請け合いだから。