餃子の皮の話、他
今週は餃子を120個包んだ。
生活に困窮して会社の規則で禁止されているにもかかわらず副業として中華飯店の仕込みのバイトを始めた、というわけではない。
お金はいくらあっても足りないけれど。
ただ単に母が餃子のタネをたくさん作ったので、木曜に60個包んで焼いて食べ、本日また皮を購入して60個包んだとだけである。
同居していた父方の祖母はあんまりみんなでお箸でつつきあう料理が苦手で、お鍋だったり焼肉だったりお好み焼きだったり、
食卓の真ん中に調理器具を置いてそれを取るようなタイプの料理は、祖母の生前はほとんど夕食としては出てこなかった。
(もし上に挙げたようなものを食べる際は、先にキッチンで調理してしまい、一人分が器によそわれて供された)。
4年前に祖母が亡くなってからは徐々にそういう類のメニューも解禁され、また、私が転職により帰宅時間が従来より2時間ほど早まったので、
ここ何ヶ月か、よく手作り餃子を用意して、ホットプレートで皆で焼きながら食べるようになった。
私も毎回餃子を包む過程から参加し、不器用なりに何とか餃子らしいsomethingを作るコツをつかんだところだ。
餃子の皮と一口にいっても千差万別。
正直、今まではそんなに気にしていなかった(餃子の皮メーカーの人には申し訳ない)。
しかし、ある日母が買ってきた餅粉入りの皮で作った餃子は、蒸し焼きにすると表面がちゅるんとし、食感が大変素晴らしかったのだ!
餃子の美味しさとは決してタネの中味やタレだけで決まるものではなかった。
食べた際のファースト・インプレッションはその皮にかかっているのである。
そんなに感動したにも関わらず、木曜に餃子を作る際に母が買ってきたのは他社の製品であり、餅粉ではなく米粉入りのものだった。
母曰く、商品名を覚えていなかった上、前と別のスーパーに行ったから仕方ないとのことで、米粉の皮も美味しかったのだが、私は激しいコレジャナイ感に襲われた。
そういうわけで、今日はきちんと前に買ったものと同じものをあらかじめチェックしてからスーパーに赴いた。
餃子や春巻の皮をメインで製造、地元広島では外食事業もされている老舗企業だそうで、納得のクオリティだ。
この商品の長所は上記の食感に加え、大判で程よい薄さ柔らかさなので、こんな不器用な私でさえ包みやすいところ。
もしこのブログを読んでくださって無性に餃子を手作りしたくなった方には、本当におすすめの皮である。
生まれて初めて自分自身で買ったパソコン、iMac (21.5 inch Late 2009)をついに買い替えた。
2回生から一人暮らしをするにあたり、コンビニの早朝バイトでこつこつ貯めて買い、5年半ほどお世話になった。
画像編集や動画再生、ネットサーフィン程度の使用なら問題なく使えていて、特に不自由していなかったのだが、
いかんせんディスプレイの発熱が酷いのと、結婚式のムービー自作にあたり、iMovieを動かすにはちょっとしんどいと考え踏み切った。
新しく買ったのはiMac(Retina 4K 21.5 inch Late 2015)で、長く使えそうなスペック。
心配だったのはデータ移行で、ThunderboltもFireWireも、2009と2015では直接繋げられない(アダプタ買えば大丈夫、だけれど高い)。
結局、こちらのブログを参照にLANケーブルにて移行作業を行った。
画像ファイルの整理が面倒くさく、えいやっとフォルダに放り込んだまま移行を始めたのだけど、2時間ほどで完了しほっとした。
古いMacは箱だけはちゃんと置いていたものの、付属のDVDは過去の引っ越しの際にどうやらロストしており、
液晶は熱によりやや黄ばみ、キーボードには取れない黒い汚れ(多分ウォータープルーフマスカラ)があるという状態。
駄目元で出張買取サービスに電話したところ、快く来てくださった。
正直、3,000円でも貰えれば儲けもんだと思っていたけれど、査定していただくと1諭吉さん2野口さんだったので、頼んでみて良かった。
今回の経験を機に、付属物はなるべく取っておき、綺麗に使わねばと心に誓ったのである。