花火の話、他
先週の月曜日、仕事を終えて梅田へ向かう途中、浴衣姿の男女を多く見かけた。
天神祭の本宮の日で花火があがるから、こぞって皆観に行ったようである。
私は別件があり、少し残念ではあるがその日花火を観ることは叶わなかったのだけれど、恋人と天神祭に行ったのがもう4年も前かと思うと、月日の経つのは早いものだとしみじみしてしまった。
付き合って2回目のデートだったので、体調が芳しくないにもかかわらず、気合を入れて浴衣を着ていった。
が、事前の告知なしに浴衣で待ち合わせ場所に現れた割に、恋人の反応が薄くて、少しがっかりしたものだ。
随分経ってから本人に問い質すと、照れ隠しだと言っていたが、どうだか。
花火そのものは時間をかけて場所取りをしても、あっという間に終わってしまって、すぐにぞろぞろと駅に向かって大群をなさないとならず、大変なものだと思う。
でも、わくわくしながら待機している時間やあがっているときにその場の皆がそれを見つめているという一体感も含めて楽しむのが『花火』の醍醐味なのかもしれない。
敬虔な仏教あるいは神道の信徒の方には怒られるかもしれないが、実は『初詣』というイベントも同じベクトルの楽しみ方をしている。
出店がずらぁぁぁぁとあって、人混みの中をゆっくり進みながら行き帰りし、そのくせ、肝心のメインイベントはあっという間に終わってしまう。
でもお寺や神社に辿り着くまでの往路復路含めて全てが『初詣』の思い出になる。
せっかちな恋人と、脚が疲れがちな私ではあるが、夏と冬、年に2回くらいならそういうお出かけもエンジョイできるもんだなぁ。
お仕事と休息日を繰り返していたらあっという間に8月がやってきた。
今の職場は、ちょいちょい土曜日が出勤日であるかわりに、夏季休暇が10日間(!)あるので、実に8月の3分の1弱はお休みだ。
嬉しい。
ついついだらだら過ごしてしまいそうなものだけれど、今年は結婚式の打ち合わせだったりなかなか出来ていない断捨離に活用したい。
ってブログでこんなにも堂々と宣言していてもだらだらしてしまったりするから今年の簿記も落ちてしまった。
まったく、お恥ずかしい限りだ。
大学生の時の夏休みはほぼほぼ2ヶ月あったと思うけれど、それでもリニア新幹線が目の前を通過するがごとく過ぎ去ったものだ。
『10日間わぁい』なんて言っていたら出勤前日になっているのは目に見えているのだよ。
そんな私でも実行できそうなのはお休みまでのお仕事(今週の土曜日まで!)をしっかりやることくらいか。
明日からも夏バテせずに頑張る。