2016年5月14日(土)の日記
とっても面倒くさいと思っていたけれど、いざやる気になってしまえば、案外すんなり出来ることがある。
目が覚めて、外はよく晴れていて、それで何でか『スニーカーを洗わないと』という気になった。
実家の靴箱は広いのでついつい色んな靴を買っては入れ、買っては入れ、と繰り返してしまうが、
まず、ボロボロになっていて先シーズンついに一回も履かなかった年季の入ったブーツ2足と昨夏捨てそこねたサンダルを捨てた。
スニーカー3足と、トレッキングシューズ1足がお世辞にも綺麗ではなかったので、納戸を漁って靴用ブラシと洗剤を発見した。
洗剤は使いかけで、私の記憶が混濁していなければ高校生、いや、中学生くらいの時に購入したのではないか。
500mlのボトルは、もし子どもが体育会系部活動に所属していて頻繁に運動靴を洗う家庭だったらすぐなくなるのかもしれない。
私も弟も文化系まっしぐらだったので、消費量が極端に少なかったのだ。
居室で大きめの音量で流しているラジオを聴きながら、ベランダで小一時間かけてごしごしと4足を綺麗にした。
履く度に『洗わないとなぁ』と思いながら何となく後回しにしていたけれど、晴れた日の靴洗いはとても気持ちのいいものだった。
髙島屋からお中元のカタログが届いたので、母とわいわい見ていたのだけれど、とても心惹かれるものがあった。
ひとつ500円を超える高級アイスクリームである。
柚子シャーベットやきなこは想像がつくが、八ッ橋が気になるところ。
ちょうど大阪市内に用事があったので、帰りに髙島屋に寄って探してみたものの、そもそも菊の井は料亭なので、出店はしていない。
だが、もう既に冷たいデザートを今夜の晩ごはんのあとに食べる気まんまんだったので、手ぶらじゃ帰れねぇと思いそのままフロアを彷徨いた。
普通のスイーツじゃなくってひんやりしたものが良いなぁと思っていたところ、THE KAENの前を通りがかった。
ダイワ果園が手掛けるこちらはギフト用のフルーツ店だが、そのフルーツを使用したフレッシュジュースなんかも売っている。
ショーケースの中の、新商品だというメロンのゼリーとマンゴーをあしらった牛乳プリンにそそられて、今日のおみやげはこれとなった。
父親は呑み会でおらず、祖父は食後には甘いものを摂らないので、母と自分用にそれぞれ1つずつ購入した。
値段も1つ500円くらいだったので、買えなかったアイスクリームの代わりとしては適格だ。
メロンは美味しく甘く、ゼリーの中にもたくさん果肉が入っていて、大満足だった。
もう気分は初夏だ。