2016年5月12日(木)の日記
転職先に提出するため、地元の市立病院へ健康診断に行った。
厚生労働省の規定に従ったもの(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/01/dl/s0119-4h.pdf 労働安全衛生規則(雇入時の健康診断)第四十三条参照)だったので、
身長・体重から始まり病院内をぐるぐるして、トータル2時間ほど要し、費用は15,000円弱かかった。
我が家は休みの日でも惰眠をむさぼりたいがために朝食をパスして昼間で寝るということは許されず、
1年365日遅くても9時には叩き起こされ(しぶとく寝ようと抵抗するとハンガーで叩かれるのでとても痛い)、朝食を摂る。
そのため、健康診断の時くらいしか朝の絶食をしないのだけれど、30分ほどで終わっていた前職での健康診断に比べ、
市立病院での健康診断は各科で受付番号を取得する度に待ち時間が生じるので、本当に空腹でしょうがなかった。
待ち時間に読めるかと思って本を一冊携えて行ったのだが、いつ呼ばれるかわからないはらはら感に加え、
時間が経つにつれ、脳味噌の使用領域がどんどん『お腹すいた』という思いに支配され、ろくに本の内容が入ってこなかった。
もしラマダンを行うとしたら、日中ずぅっと飢餓感に苛まれると想像すると、それに抗い遂行せしめてしまう信仰心に敬意を覚える。
母は料理が得意だ。
裁縫も工作も、何かを作ることにおいては大抵のことは得意な人なのだけれど、筆頭候補は料理だと思う。
私が台所に立つと母の作業効率性を著しく損なうため、かつてはテーブルセッティングか別工程の作業(もやしのひげを抜くなど)くらいしかさせてもらえなかった。
そのため、私は大学進学後下宿する段になって、初めて自分で料理をするようになった。
就職とともに実家に帰ってきて、それからしばらくまた料理をしなくなっていたのだけれど、
こんな調理レベルで自分が家庭を持つとなると、食卓のヴァリエーションが貧相になるかと思い、ここ最近ちょいちょい手伝っている(邪魔している?)。
下宿の台所は1口電熱調理器(一定温度に達するとサーモスタットで電源が切れる要らない機能付き)かつスペースが極端に狭かったので、
魚をさばいたり、揚げ物をしたり、といった手間と工程がかかるものは避けていたので、これを機にその辺の基本を身につけようというところだ。
で、横で見ていてちょこっと手伝っているが、色々忘れそうなのでここにメモしておく。
あくまで母流なのでちゃんとした料理の体系にはもしかしたら基づいていない。
・魚の塩焼きをする時は、塩をして一晩寝かせている(新鮮な魚だと2、3日は冷蔵庫で寝かせてから焼いても食べれる)。
・野菜やお肉の1度目は160℃くらいの低温でじわじわ揚げ、余熱で火を通す。
・お肉の2度目は180℃で揚げるとカラッとして美味しい。
・上記の余熱や2度揚げの時間的余裕がなければ妥協して170℃で最初から揚げちゃう。
・衣をつけた具は最初油の中に沈むが、姿が見えてきて箸で持って軽くなっていて、しゅわしゅわ音がしていたら取り出してよい。
・酢豚の豚肉は片栗粉だけ付けて揚げるか、片栗粉と卵を混ぜたものをつけて揚げるかで食感が違う。
昨日簿記で苦手だったところはボックス図を書いたら何とかなった。
でも、直接労務費に加工進捗度が関係あることを忘れていて撃沈した。
直接材料費以外は全部加工進捗度が関わってくる(=加工費)ということを忘れないでおきたい。