2016年5月8日(日)の日記
昨日の日記の続きです。
予告が終わり、映しだされるエイベックスのロゴに、観客席から『エイベックスー!!!』の熱い声援。
あ、もう、そこから応援するんですね、キャラクターだけじゃないんですね、サイリウム水色にしますね。
続いての『タカラトミーアーツー!!!』『タツノコプロー!!!』を聞き、思った。
これは、恥ずかしがっていると損なのでは……!
普段映画を観ている時はじっとしているけれど、心のなかでは色んなセリフが飛び交っている。
映画館なら黙っていても、おうちでテレビを観ていてついつい突っ込んでしまう人は、居るのではないだろうか。
そして同じ上映料金を払いながら、声を出して良いというコンセプトなら、出さない手はない!
何回も来ているであろうエリートの方々は場面の展開を完璧に把握しており、いまいちどう声を出していいかわからない場面でも、
そういう方々の掛け声の発想に笑ったり、次に同じようなシーンが出てきたら対応できるようになるので、私は初見だったけれど応援上映で良かったと思った。
キャラクターが『待ってください!』と別のキャラクターに呼びかければ、『待ってあげてー!』と言えば良いんだ……声に出して応援すれば良いんだ……。
みなさんテンションが高く、熱く、そして発想がフレキシブルだった。
掛け声だけでなく、歌のシーン以外の部分でのサイリウムの使い方はかなり思ってもみなかったもので、
自転車を漕いでいる際に2本のサイリウムをくるくる回転させてサイクリング感を出したり、礼拝堂のシーンで白に設定したサイリウムを十字架に見立てたり、
サイリウムってただ振るためだけに存在しているんじゃなかったんだと気付かされることになった。
劇場がどんな雰囲気だったかは下の動画でよくわかる。
応援上映を前提として作られている映画なので、アフレコシーンもある。
映画の冒頭部分だったのでまだ恥ずかしさが捨てきれず言えなかったけれど、理性をかなぐり捨てたら、かなり楽しいはず。
あらすじは何を書いてもちょっと良くわからない感じになってしまうので、割愛する。
演出がもうそれはそれは個性的というか破壊的というか、ダンスバトルシーンでは鍛えぬかれた腹筋で戦ったり、ドラゴンを召喚したり、竜巻が起こる。
プリズムショーのシーンでは、ギリシャ神話のような衣装で歌っていたと思いきや、夜空から銀河鉄道が迎えに来る。
嘘だと思った人は一度劇場に観に行っていただきたいが、全て真実だ。
理解するより先に展開が起こってしまうので、気がつけば60分の濃密な時間が過ぎていた。
エイベックスのおかげで、劇中歌はどれもめちゃくちゃクオリティが高く、キャストの声優さんも皆さん歌が上手い!
なかでもエンディングの『ドラマチックLOVE』が私としてはイチオシで、名曲すぎてiTunesで速攻購入して延々リピートしている。
映画のラストは続編にひっぱる形だったものの、正式に続編の制作がされるかどうかはまだ決定していないそうで、そこが不安だ。
今回の映画は6月にDVD&Blu-rayが発売されるとのことなので、是非買いたいと思う。
昨日、あまりにもまとまらないので続きは今日書こうと思ったが、やっぱりまとまらなかった。
そもそも言語化が難しすぎる体験だったのだ。
キンプリはいいぞ。