2016年5月23日(月)の日記
テレビを見ていて、出演者のお洋服に『素敵だなぁ〜どこのものかなぁ〜』と思うことがある。
自分が買うことや着ることは別として、ディティールを確認したかったり、デザイナーさんについて知りたかったりする。
で、ご本人ないしスタッフやスタイリストの方がTwitterやInstagram、ブログでアップしてくれたり、他の視聴者が『どこどこのだ!』と特定してくれる場合がある。
『きらきらアフロ』を観ていると高確率でオセロ松嶋のお洋服がよく似合っていて可愛いなぁと思うけれど、彼女の場合はスタイリストさんが大変マメ。
なんと、ブログに番組名とオンエア日、ブランド名と値段まで詳しく記載してアップロードしてくれている!
番組HPでもデータ放送でもスマフォアプリでも、どんな形でもいいので、せめて衣装協力のクレジットがある番組は、どこのお洋服なのか教えてくれたらいいなぁ。
本当は有名人だけでなく電車の中や街なかでも、すれ違う人の服やかばんで気になるものがあるとそわそわしてしまう。
もし比較的仲の良い友達だったら気軽に『どこのん〜?』と尋ねられるけれど、見ず知らずの人のうなじのタグをぺろんと裏返すわけにはいかない。
歯がゆい。
かばんの場合はロゴらしきものが入っていないかくまなく観察して、あとからググッてブランドを調べる。
自分でも気持ち悪い習性のひとつ。
母がしめじを大量に買ってきてしまった(2パック)ので、晩ごはんにしめじで1品作るミッションが課せられた。
クックパッドを検索している余裕もなかったため、適当に味噌:マヨ=2:3くらいで和えてとろけるチーズと黒胡椒をかけて焼いたら美味しかった。
具材として他に入れるとするならば、味噌マヨに合うかわからないけれど、ベーコンかなぁ。
絶対合うと断言できるのはネギ系で、輪切りにした白ネギでも新たまねぎでもとろとろ感がたまらないだろう。
あとはおこのみで七味や海苔をトッピングしても美味しそう……この時間にこんなことを書いていると俄然お腹が空いてきてしまう。
楽天のお買い物パンダが西島大介の絵に似ていると思うのだけれど、そもそも『西島大介っぽいよね』って問いかけられる知人が少なく、ここにメモしておく。
キャラのフォルムとタッチが絶妙にそれっぽい。
仕掛けたのはこの方らしいけれど、イラストを起こしているのは社内のデザイナーさんかなぁ。
2016年5月22日(日)の日記
大学の専攻がイタリア語だったので、新卒の就職活動時も転職活動時もよく『YOUはどうしてイタリア語専攻へ?』みたいな質問をされた。
オープンキャンパスに行った時の説明で母音がa、e、i、o、uで発音が日本人向きであることと少人数で学べることに魅力を感じたのと、
高校生の時入っていたブラスバンド部でイタリアの詩人ダンテの“La Divina Commedia”(=『神曲』)をモチーフにした曲をやっていたから、
という風に説明をしてきたけれど、実は面接官には話していない一番の理由は『紅の豚』だったりする。
スタジオジブリの好きな作品ランキングを考えると堂々第一位にランクインするのがこの映画で、幼少期から繰り返し見るうちに、
『イタリアってご飯は美味しそうだし空も海も綺麗なんだなぁ』という超ポジティヴイメージが染み付いてしまったのだ。
実際のイタリアはインフラや経済、マフィア問題もあって、もちろんネガティヴな面もたくさんあるけれど。
そんな発端だったけれど、先生方にも級友にも恵まれ、あそこでイタリア語を選んでおいて良かったなぁとしみじみ思っている。
『紅の豚』は好きなシーンがたくさんあるけれど、銀行の窓口で札束(おそらくリラ)をとん、とん、と銀行員のおじさんが置くシーンはその1つで、
いつかあんな風にお金を稼いでおろすんだ……と思っていたけれど、どうやらその日は訪れなさそうである。
それとも、全て1000円札でおろしたらあれくらいの束になるかなぁ。
晩ごはんを作る時間から食べ終わるくらいまで、母がラジオをかけている。
実家の食卓からリビングにあるテレビは見えないのだ。
祖母の形見のアナログラジオはNHK第一にチャンネルを合わせたままなので、日曜日の夜は新日曜名作座(西田敏行と竹下景子の二人芝居)だ。
ここ数週間はお寿司屋さんに恋するバブルのOLのお話(ざっくりしたあらすじ)が流れていたのだけれど、今日は最終回だった。
その中で、かんぴょうのお話が出てきて、気付いた。
かんぴょうってなんなんだ……。
今年で26歳になるけれど、かんぴょうって太巻や細巻の中に入っている調理済みで提供されるところのイメージしかなかった。
原料が何なのかずっと知らずに口にしていた、この無防備さといったら。
我らがWikipediaを参照し、うりの仲間からかんぴょうは出来ることを知った。
これで安心してかんぴょうを食べることが出来る。
かんぴょうについてググった時に出てきた北原白秋作詞、福井文彦作曲の曲が大変陽気で元気になれて、落ち込んでいる人におすすめ。
2016年5月21日(土)の日記
ここ数日、刀剣乱舞の舞台の話題をTwitterで良く見かける。
刀剣乱舞は去年の夏くらいに初めて、しばらくマメにやっていたけれどすぐ触らなくなり、iOS版をインストールしてからはまた思いついた時に進めている。
Pixivで二次創作がどんどんランキングに食い込んでくるので、ゲーム内でキャラがドロップ(or 顕現)する前に他のキャラのビジュアルを知っているのだけれど、
その時に何となくイメージしていた声と実際のボイスのイメージが違うと『おおっ』と驚いてしまう(その後上書きされるけれど)。
蛍丸はもっとアッパーなテンションの男の子だと想像していたら思いのほかクールで、それにツボを突かれてしまった。
戦いでダメージを負うと熱のこもったセリフを吐く刀剣男士も結構いるけれど、蛍丸みたいにつめたい声色なのは見た目とギャップがあってかっこいい。
艦これが美少女揃いなのに対し、とうらぶはもちろん美形揃いなので、ミュージカルや舞台になると知った際は大変だと思った。
そもそも私は◯◯ミュージカルや◯◯舞台というものを観たことがない。
高校生の頃、ニコニコ動画ではテニミュ関連動画が連日ランキングを賑わせていたけれど、流行りに疎いたちなので、ノータッチだった。
が、そのノータッチの間に数々の作品がミュージカル化や舞台化を果たしていたらしく、今回の刀ミュや刀ステのキャストの経歴を見ても、
過去に他作品の舞台などに出演したことがある俳優さんがちらほらいらっしゃって、あの作品もなっていたのか!と感嘆を覚えた。
ちらっとHPやTwitter、それぞれのBlogなんかを見た限りでもキャストのみなさん原作通りの美しさで、衣装や髪型の再現度にスタッフの気合を感じた。
こういう時に活躍されている俳優さんや声優さんを調べると、高確率で自分より歳下で、うおおぉ、と思ってしまう。
3つ下の弟がいるので、1993年生まれまでは何となく世代としての感覚があるのだけれど、それより下はもう未知のゾーンである。
もう自分もそういう世代に達したのだなと思うと同時に、いつまでも大人になれないような感覚に付きまとわれる。
ピーターパン・シンドロームみたく『大人になりたくない』のではなく、『結果的に大人に達していない』といった方が実感に近い。
高校生の時に英作文を作る授業中、先生が発した『主語をweとして置いた時点で無意識にそれ以外をtheyとすることになる』という発言が心に残っているのだけど、
26歳まで約4ヶ月となった今でさえ、私の中で大人はtheyのままで、大人ではないweに自分が所属していると思っている。
けれど、それと同時に4つ以上歳下の人々に対してweといってしまうのには抵抗感を抱いている。
数年前の、あるいは数カ月前、数日前のことでさえも、振り返ってみると馬鹿だったな、自分は子どもだったな、と思うことが多々ある。
けれど、明確に自分が『大人になったぞ!』みたいなポイントがないままで、座りが悪い。
子どもと大人は境界線があるのでなく、シームレスに変化していくもので、その変化のグラデーションに個人差があるのではないか。
2016年5月20日(金)の日記
キンプリの4DX上映が決定した。
ただでさえカオスな作品なので、先日応援上映を観ながらでさえ目から耳からの情報の洪水に着いて行くのに必死だったけれど、
これにプラスして動いたり香ったりするとなるとそれはもう映画を超えたアトラクションレベルになってしまうと思う(褒めています)。
この上映が成功して、BDもDVDもある程度の枚数売れて、見事続編を作ることになってくれたら良いなぁ。
母が家事の合間にリビングでテレビを見ているので、チャンネル権は委ねたまま、たまに私も一緒に見ている。
昼間の時間帯だろうか、時々布亀の救急箱のCMが流れるので、懐かしいなぁと思いながら歌詞が知りたくてHPに飛んだ。
今日まで全く知らなかった、というか気づかなかったのだけれど、このCMソングは田中公平さんの作曲だそうだ!
田中公平さんのアニソンは金管が華やかで勇ましいイメージ(私は『キングゲイナー・オーバー!』が特に好き)が強いけれど、
もっとはるか昔から知っていたCMソングも作曲されていたのか……結構びっくりした。
当たり前かもしれないけれど、色んなバリエーションの曲を作られるのだな……。
簿記の参考書が工業も商業も一応ひと通り終わったので、あとは練習問題で間違えたところのやりなおしと過去問を解きたい。
試験まで3週間ほどだけれど、ちゃんと合格ラインに達するだろうか……。
テキストを読んですぐは出来ても、あとからやると勘定科目名なんかが思い出せずうっかり失点してしまうパターンが多い。
英語やイタリア語の単語を覚える時は、用例や例文ももちろんだけれど、頭の中で自分の興味のある別の知識に結びつけていたと思う。
イタリア語で生クリームはpannaだけれど、これはパンナコッタを知っていたからすっと覚えられた。
ただ、簿記で使う勘定科目名は普段の仕訳時は使用しないものもあり、ほんとに試験のために覚えないといけない。
もし独学でなくスクールに通ったりネット上の授業を受講したとすると、講師の方の説明次第できちんと記憶に残るのかな。
転職先で働き始めるのは来月からなので、他の受験者より準備時間は多めに取れるのを心の支えに、何とか解いていくしかない。
はふぅ。
その前の週には小沢健二ツアー大阪公演に行く予定なので、そこそこの点数を取れるレベルにしておきたい、ぞ。
と、ここに書くことで自分に対するプレッシャーを高めておく。
2016年5月19日(木)の日記
友人に送りたいものがあったので、郵便局へいそいそと出かけた。
これまではお仕事以外でレターパックを使うことがなかったので実は知らなかったけれど、
シンプルで気に入ったのでツバメノートを選んだ。
小沢健二ファンなのにLIFEノートじゃなくってすみません。
ぺたぺた時系列順に半券を貼っていると、一緒に行った人のことや前後に食べたご飯のことも思い出すので、少しだけ想い出に浸った。
数年後に見返したらまた新鮮な気持ちになれると思うので、頁はまだまだたっぷりあることだし、色んなチケットを貼りたい。
今投稿しようとしたら上の文章が全部消えかかって、一瞬冷や汗をかいた。
謎の復元機能があって良かった……。
2016年5月18日(水)の日記
雇用保険の認定日だったので、就職が決まったことの報告も含めハローワークに行ってきた。
今日は爆破予告があったので、岸和田市の管理している公共施設は立ち入り禁止になっていた。
ハローワークはどうか?と思ったけれど、電話で確認したところ通常通りとのこと。
管轄が国だからだろうか。
家を出る前に失業認定申告証に必要事項は記入しておいて、転職先にいただいた内定通知書のコピーも持参したので、手続きは5分ほどで終わった。
転職エージェントが厚生労働省の定める職業紹介事業者であれば、1ヶ月以内の就職であっても再就職手当の対象になるっぽい。
不正受給防止の為、ハローワークから、転職先と就職日についてはエージェントに電話で確認が入るが、
間違いがなければおそらく許可が下りるはず……今日は私の担当エージェントさんはお休みだったのでちょっとどきどき。
あとは、働き始めてから転職先に書類の記入項目を書いていただいて、それをハローワークに郵送すれば手続き完了だ。
それまではしばらく貯金を食いつぶしながらじりじり待とう。
ゼスプリのキウイのCMがすごい頻度で放映されている気がする。
『キウイはビタミンだけじゃない』のわかったよ、色々入ってるんでしょ!と思うけれど、あのキャラクターは可愛い。
気になって上記Webサイトを見に行ってしまうくらい消費者として心をつかまれている。
そして図ったかのように(いや、図ったうえで)キャラクターには細かい設定があり、Web上のコンテンツも充実している。
具体的にどういう栄養素が豊富なのかを説明してくれる動画がちゃんとあって、狙い撃ちされた感じだ。
この動画でナレーションを当てている女性、確実に知っている声……というか他にたくさんお仕事をされているはずだが、名前がわからずとってももやもやする。
ナレーションを生業とされている方だと思うんだけれど、母は『常盤貴子に似ている』と主張してくる。
どなたか、耳の良い方教えて下さい。
さて、ゼスプリのサイトは果物の1つであるキウイに絞った内容なのに色々なことが書いてあって、とても読み応えがある。
キウイのラインナップページなんか、思わず全種類買って食べ比べしたくなってしまう。
社内の広報部の気合が入っているのか、外注している代理店やプランナーが丁寧にお仕事をされるのか、その両方なのかわからないけれど、
CMを見てサイトに飛んで良かったなぁと思える充実度で思わずにっこりしてしまった!
2016年5月17日(火)の日記
転職先に入社日に持っていくものリストの中に、『雇用保険の被保険者証』があって、今日30分ほど探して発見した。
前職で雇用された時に貰ったちっちゃいサイズの紙で、色々な他の書類とともにしまっていた。
いよいよ辞めるぞ、という時に一旦見つけて、給与明細と一緒に保管していたのだけれど、
逆にそれが仇になって、『あれ?どこやったっけ?』状態になって躍起になって探す羽目になったのであった。
3ヶ月かそこら前の自分の行動を覚えていないこの悲しみ……。
確か、前職の就職時に人事の方から『転職などの時に絶対必要なので大切にしてね』とと釘を差されていたはずだが、
3年間働いている間に、その他の無限のクリアファイルの彼方に置き去られることとなっていた。
年金手帳と併せて、いつでも取り出せるようなところに保管しておかないといけないなと実感した次第である。
去年、Ingressのポータル目当てで弁天町に向かった時に、交通科学博物館がなくなったのを初めて知った。
2014年の春には閉まっていたようである。
弟がまだ小学生だった頃に家族で行ったのをぼんやりと覚えている。
中は、博物館らしく、スイッチを押したら光る車両の模型などがあったはず。
その展示物のいくつかがIngressのポータルとして残っていて、Hackしながらわずかなノスタルジィを感じたのだ。
実際の収蔵物の一部は今春オープンした京都鉄道博物館に展示されているらしい。
私は“鉄”な人間ではないけれど、交通手段としては飛行機の次に電車が好き(ついで自転車、自動車、船舶)だ。
遠くに行きたい気分の時は、大体において電車での旅を想定している。
ボックス席でことことことこと、乗り継ぎや待ち時間を消費しながら、目的地へ向かうこと自体を楽しみたい。
今まで電車で行ったところで一番遠かったのは、中学生くらいの時に家族旅行で行った長野県だと思う。
名古屋までは新幹線か近鉄特急で行って、そこから長野駅までは別の特急、目的地までは在来線だったはず。
駅弁を買って食べたり、車窓を眺めたり、読書をしたりとなかなか道中も楽しかった思い出がある。
どうしても旅行するとなると関西国際空港が近いので、ついつい飛行機を予約してしまう。
もし恋人と休暇が被ったら、ゆっくり電車を乗り継いで夕方頃に旅館について、温泉につかるような、そんな旅行をしたいなぁ。
2016年5月16日(月)の日記
恋人が休みだったので、一緒に家電量販店に行った。
新居に必要になるであろう家電の価格帯を偵察がてらうろうろとしていたのだけれど、どの家電もピンキリで結局あまり正確な予算は立てられなかった。
洗濯機や電子レンジなんかはお部屋が決まってみないと、どの程度の大きさのものを購入するか決め難いので、あまり絞り込めなかった。
ただ、冷蔵庫に関しては、たまたま恋人と私の意見が一致して『野菜室が真ん中にある400L程度のもの』がいいなということになった。
普段、冷蔵庫のCMが流れていてもあんまり意識を配っていないのだけれど、今日はたくさん実物があったので、色々な機能に目を見張った。
東芝の冷蔵庫のタッチオープン機能は素晴らしくて、何度も試してははしゃいでしまった。
また、観音開きでなく片側開きの冷蔵庫に両側から開くものがあるのは以前から知っていたが、
その機能が無い機種でも、ちゃんと左開きと右開きとの2種類が製造されているということにもびっくりした。
確かに、部屋の間取りによってはどちらが開くかによって利便性が全然異なってくるので、
それがハードルとなってせっかく気に入った機種なのに買えないなんて事態が起こるととっても悲しい。
そういう意味では両方製造されているのは考えると凄く納得できるけれど、わざわざ2タイプ製造しているのは驚きだった。
歩いている最中にパンプスが痛くて痛くてたまらなかったので、別のパンプスを買って履き替えた。
私は幅がとても広い偏平足で、その癖、足の甲だけはそこそこあるので、なかなか自分にぴったりと合う靴が見つからない。
足のサイズは23.0cmという平均的なものだけれど、足の幅は3E、ないしは4Eくらいないと大変きつい。
スニーカーは数々のミスマッチを経て、New Balanceのものがぴったりフィットすることを発見したのだけれど、
パンプスやサンダルというちょっとフェミニンなアイテムに関しては、『ここのブランドだったら絶対大丈夫!』という対象がない。
足の裏の大きさに合わせるとあまった隙間でかかと部分が擦れてしまうし、無理して小さめのサイズを買うと、指先が痛くてたまらなくなる。
先が尖ったクールなタイプのパンプスは指先が痛くて痛くて、とてもじゃないけど歩いていられない。
今日買ったものも相対的に歩きやすかっただけで、自分の足にずれる余地なく合っているとはとても言いがたいものだ。
私のパンプス・サンダル難民としての生活はしばらくまだ続きそうだ。
2016年5月15日(日)の日記
父は私と比べて防犯意識が高い。
この季節、夜風が非常に気持ちよくって、夜寝るまでは階段と自室の間をそよそよとすりぬけていく風を堪能している。
が、寝るときには必ず雨戸→網戸→ガラス戸と全て閉めねばならない。
父曰く、例え1階でなくとも、何者かが侵入してこないという保証はないのだ。
閉めきってしまうとだんだん暑くなってくるが、だからといって扇風機やクーラーを使用するのははばかられる、5月の中旬である。
私の部屋の窓がベランダに面していて一番大きく、確かに誰かが侵入してきたら真っ先に喉首を掻き切られかねないので、
大人しく父のいうことにしたがってきちんと戸締まりはしているものの、もう少し暑くなって堂々と空調機器を使用できるようになるまでは、やや寝苦しい。
下宿の時はそもそも、住んでいた賃貸住宅に雨戸が存在しなかった。
私は3階建ての最上階角部屋に住んでいたが、屋上が無かったので侵入の可能性はないと見て、初夏や晩秋は網戸にして寝ていた。
私なりの、小さな父への反抗だった。
壁をぺたぺた登ってくるスパイダーマンみたいな輩がおらず、ラッキーだったと思う。
しかし、私も子どもが出来たなら『寝るときは完全施錠』派に手のひらを返すかもしれない。
快適性と安全性を同時に満たせれば良いのだけれど、マンションの高層階に住むのが有効的な解決策だろうか。
去年行ったセントレジスホテルのビアガーデンが気に入ったので、今年も行こうと調べたら、もう始まっていた。
4月23日〜10月30日ということは、ほぼほぼ1年の半分以上ビアガーデンシーズンというわけだ。
10月に入るともうかなり涼しく夜は冷えたドリンクを呑むには寒いと思うけれど、お客さんの入りはどんなものなんだろう。
野外で呑むお酒は楽しい。
お酒自体は室内で呑むのと同じ銘柄であっても、心ときめき、うきうきしてしまう。
クラフトビールがどんどん受容・認知されてきたのか、去年の夏は野外イベントもあちこちでやっていた。
多分、今年は規模も数もさらに増加するんじゃないだろうか。
お酒そのものも、自分がほろ酔い気分になるのももちろんのことだけれど、何となくその場のみんなで共有しているごきげんなムードが好きだから、
呑み会も野外イベントもビアガーデンも、あとはボランティアで手伝う梅酒大会も、時間とお金を割いて参加している。
欲を言えば、『お酒はあるんだけれど、そこに居るお酒を呑まない人も楽しい場』が増えたら、つくりだせたら、と思っている。
2016年5月14日(土)の日記
とっても面倒くさいと思っていたけれど、いざやる気になってしまえば、案外すんなり出来ることがある。
目が覚めて、外はよく晴れていて、それで何でか『スニーカーを洗わないと』という気になった。
実家の靴箱は広いのでついつい色んな靴を買っては入れ、買っては入れ、と繰り返してしまうが、
まず、ボロボロになっていて先シーズンついに一回も履かなかった年季の入ったブーツ2足と昨夏捨てそこねたサンダルを捨てた。
スニーカー3足と、トレッキングシューズ1足がお世辞にも綺麗ではなかったので、納戸を漁って靴用ブラシと洗剤を発見した。
洗剤は使いかけで、私の記憶が混濁していなければ高校生、いや、中学生くらいの時に購入したのではないか。
500mlのボトルは、もし子どもが体育会系部活動に所属していて頻繁に運動靴を洗う家庭だったらすぐなくなるのかもしれない。
私も弟も文化系まっしぐらだったので、消費量が極端に少なかったのだ。
居室で大きめの音量で流しているラジオを聴きながら、ベランダで小一時間かけてごしごしと4足を綺麗にした。
履く度に『洗わないとなぁ』と思いながら何となく後回しにしていたけれど、晴れた日の靴洗いはとても気持ちのいいものだった。
髙島屋からお中元のカタログが届いたので、母とわいわい見ていたのだけれど、とても心惹かれるものがあった。
ひとつ500円を超える高級アイスクリームである。
柚子シャーベットやきなこは想像がつくが、八ッ橋が気になるところ。
ちょうど大阪市内に用事があったので、帰りに髙島屋に寄って探してみたものの、そもそも菊の井は料亭なので、出店はしていない。
だが、もう既に冷たいデザートを今夜の晩ごはんのあとに食べる気まんまんだったので、手ぶらじゃ帰れねぇと思いそのままフロアを彷徨いた。
普通のスイーツじゃなくってひんやりしたものが良いなぁと思っていたところ、THE KAENの前を通りがかった。
ダイワ果園が手掛けるこちらはギフト用のフルーツ店だが、そのフルーツを使用したフレッシュジュースなんかも売っている。
ショーケースの中の、新商品だというメロンのゼリーとマンゴーをあしらった牛乳プリンにそそられて、今日のおみやげはこれとなった。
父親は呑み会でおらず、祖父は食後には甘いものを摂らないので、母と自分用にそれぞれ1つずつ購入した。
値段も1つ500円くらいだったので、買えなかったアイスクリームの代わりとしては適格だ。
メロンは美味しく甘く、ゼリーの中にもたくさん果肉が入っていて、大満足だった。
もう気分は初夏だ。